地域の生涯学習講座で講師をしているRさんは、自分の経験から手芸などの趣味講座を担当していました。
高齢の女性は多かったのですが、技術はあっても、知識が追い付かないとお悩みでした。
そんなRさんがSARAスクールで資格を取得、今では人気講師になったきっかけをご紹介します。
やるだけは簡単、でも聞かれると…
昔から得意だった手芸で、実にいろいろと趣味程度で続けていました。とはいえ人に教えられる程度になっていたので、生涯学習講座の一つとしてやってみないかと言われ、講師になりました。
「趣味で〇〇年」と書かれ、別に疑う人もいませんでしたし、習いに来る高齢女性にも難なく教えられていました。
理論があって実技があるのが手芸、それをすっ飛ばして覚えてきたものだったので、真剣に学ぼうとする生徒さんへは、少し説明不足が気になっていたところで、理論からしっかり学ぶ必要性を感じ始めたのです。
やっぱりやるだけは簡単なのですが、それを教えるのは大変でした。
そして、経験のない人は「知っていて当然」と思っているので、説明のしかたを身に着けるのも必要だと感じましたね。
勤勉な生徒さんは理屈を聞いてくる
長い人生、やっとひと息ついて趣味を持ちたいと思う高齢女性は、かなり真面目というか、勤勉な方が多いです。
そのためか少し迷ったりすると、すぐに「なぜこうなるのか?」という理論を訊ねられます。
そのため、今の講座を続けながらスキルアップしなくてはいけない状況でしたね。
私自身、せっかく来てくださる生徒さんに精一杯満足してもらいたくて、講座を盛り上げる意味でも、資格取得が必須だと感じていました。
技術だけでなく口も達者だと人気者講師になれた
手芸って、どちらかと言えば黙々とやる作業が多く、楽しくやるというよりは困ったら聞くということのほうが多いです。
そのため、困った生徒さんに対して、親身に答えてあげるのも講師の務めだと思います。手先だけでなく、口先も器用になってくると講座が弾みます。
出来ないことが出来るようになるまで、さほど進展がない時期があったりするのですが、その時点で諦めたくなりますよね。
それでは困ると、資格取得で話すことも得意になった私の講座は、口コミで「楽しい先生」ということが広がり、生徒さんが増え続けています。
SARAスクールで自分の時間を圧迫することなく資格が取れて、知識もしっかりと身についたので、とても満足しています。